「なんか変だよね!診療報酬」発刊

当法人代表理事 長 英一郎著 「なんか変だよね!診療報酬」発刊しました事をご案内をさせていただきます。 

本書はKindle(電子書籍)版とペーパーバック(紙書籍)版があります。ペーパーバックはカラー刷りになります。

ぜひお手にとって頂けますと、幸いでございます。

目次

【なんか変だよねシリーズ第3巻!】

上記画像をクリックいただくと、Amazonのサイトにジャンプします

<概要>

2022年度診療報酬改定は近年稀にみる激震が走った改定だった。

第1章では改定の概要だけでなく、改定を受けたさまざまな病院の取組事例をとりあげる。第2章、第3章は対談形式。「かかりつけ医」、「中医協」など診療報酬のあるべき姿をさぐる。

本書はKindle(電子書籍)版とペーパーバック(紙書籍)版があります。ペーパーバックはカラー刷りになります。
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本書では、第1章では改定の概要だけでなく、改定を受けたさまざまな病院の取組事例をとりあげる。第2章、第3章は対談形式。「かかりつけ医」、「中医協」など診療報酬のあるべき姿をさぐる。

出版前に読んでいただいた中神勇輝さんの書評

中神さんは真生会富山病院(99床)の企画部門で勤務。まさに本書が主な対象とする中小病院になります。

>数年先を見据えた診療報酬改定の解説本は珍しく、貴重な書籍と改めて思いました。

第1章① 統括看護部長

とても大事だと思います。ただ、このような横断的な組織になるには、現場の業務、意識の点で非常にハードルが高く、悩ましい点です。どうすれば良いか分かりませんが、色々な場面で、啓蒙が必要なことであると感じます。縦割り組織では、乗り越えられない時代に入ってきていると思いました。

第1章② 急性期一般、地域包括ケア

当院は99床(40床の急性期一般入院料1、59床の地域包括ケア1)。手術、救急車の受け入れ、在宅診療などをおこなっており、厚労省の大きな方針に合致した運営を行ってきたと感じました。ただ、今後どうなるか、ということは引き続き注視したく思います

例えば、「急性期充実体制加算」が、加算でなく、徐々に急性期一般入院料1に要素として組み込まれていくことも考えられるので、要注意と感じます。

第2章① かかりつけ医とは何か?

リフィル処方箋、逆紹介率、機能強化加算、地域包括診療料、総合診療医の育成など、対談形式で多数の視点で切り込まれているのが面白いです。

第2章② 診療報酬改定が何のために行われるのか?

2年ごとのパッチワークとも言える改定で、本来の趣旨を見失いがちです。その地域で、自身の医療機関はどうあるべきか、ということについて、もっと病院で話し合っていくことの大切さを感じます。

第3章① 函館稜北病院の研修プログラム

中小病院だからと言って、医師の採用をあきらめない、素晴らしい取り組みと感じました。「医師が経営を学ぶ機会もある」という点、当法人も考えてみたいと思いました。

第3章② 介護施設との連携感染対策

今後、感染対策講習会も「感染対策向上加算を算定している病院は、連携している医療機関、クリニックと合同でやりなさい」というようなことも出てくるかもしれません。準備しておきたいと感じます。

【中神 勇輝】早稲田大学卒業後、医療法人真生会真生会富山病院に入職。医事課で10年にわたり経験を積んだ後、企画課に異動。外来業務、経営分析、施設基準、各種プロジェクト、事業計画検討、予算実績管理などに関わる。経営の見える化に加えて、相手の気持ちに寄り添った支援を心がけている。資格は医療経営士、診療報酬請求事務能力認定試験合格など。また、仕事の経験や自己投資の学びをブログやYouTubeで情報発信をしている。

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